
20%くらいの勾配があり、道路線形がカーブしている。地盤が軟弱であったがその日のうちに施工してしまわなければいけない状況で、ローラーマークが消えず坂でヘアークラックが発生してしまった。

ローラーマークをプレートで消そうとしたが軟弱地盤過ぎてプレートマークがついてしまった。

ヘアークラックは”通し”(アスファルトのゼロの部分)で目潰ししたが、ゼロの部分の跡が消えなかった。

対策

どうしても軟弱地盤のまま施工しなければならない場合には施主さんに前もって伝えておく。

時間があれば地盤改良を考慮する。

軟弱地盤の場合 何度転圧してもローラーマークは消えないので必要最小限の転圧回数でプレートに切り替える。

アスファルト敷均終了後、仕上がりの不良箇所が存在したらその場で対処してくる。
(たとえば施主さんに「後日ここの部分は補修に来ます。」とか「これ以上なんともなりません」でも良いし、その場で補修するでも良いのでなんらかの対応を実施する。)

”通し”を振った場合はバーナーで暖めて転圧を実施する。